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横浜松坂屋の閉店

(最初に、よかったらミカさんのこのレポ、ご覧くださいませ…(^^)
(Slackeyさんもレポしてくださっています(^^)
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1673年:越後屋創業(のち三越)
1662年:白木屋創業(のち東急百貨店)
1611年:松坂屋 と百貨店の歴史は、とてもとても古いです。

そして今日、
1864年創業の横浜松坂屋が、144年の歴史の幕を降ろすことになりました。

先月のパリ旅行で、お土産を買いに立ち寄ったプランタンで、
その古臭い(^^;感じに不思議ななつかしさを覚え、
「そういえば松坂屋さんがもうすぐ閉店だな、お別れを言いに行こう」
と心に決めていたわたくし。

それが今日であるとは思いもせず、
でも虫が知らせたのでしょうか、夕方ふと横浜在住のパンダ家族さんにメールしたら
「まぁAoiさん、閉店は今日です、あと1時間ですよ☆」

…もう間に合わない!とあきらめていたら、

なんとその方が、行ってきてくださったのです。

ありがとう~ありがとう~横浜松坂屋の閉店_e0015195_2084513.jpg





看板、
階数表示、
エスカレーターの飾り…
屋上…

びみょ~に古いつくりだけど(^^)
そこはかとない品のよさが
昭和の香りをかもし出しています。







私の子供の頃、デパートといえば、おめかししていく、ハレの場所でした。

1階が化粧品売り場で、2階が婦人服、3階が紳士服で、4階が家庭用品、5階がおもちゃと子供服、6階がレストランフロアだったかな~。
屋上は、遊園地ですよね(^^)。

当時の(今も?)デパートガールさんは、きれいで、やさしくて、上品で…。

社会人になって間もない頃、
デパートでウィンドーショッピングしたり、各階にある喫茶店でお茶することが、
何だかおしゃれに思えたものでした。

もちろんまだまだ多くのデパートが日本にはあるけれど、
小売店のモールや、アウトレットなどの大型ディスカウント店が増え、
ネットショップのような新しい業態も定着してきて
百貨店の置かれる立場は相対的に変わってきています。

豊かさの定着?真逆の貧困の進行?あるいは豊かさの定義の多様化?などなど
さまざまにその原因が語られていますが、
個人的感情ながら、町の真ん中から
ちょっと気どった、でも誰にでも開かれた場所が
なくなっていくのは、少し寂しいです。

時代の流れが良い方向に向かっていきますように。

横浜松坂屋さん、おつかれさまでした。
ちびたん、レポートありがとう(^^)!
by pakupaku-studio | 2008-10-26 19:30 | パンダ日記

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